【総合商社】平均年収ランキングまとめ(2022年最新)
こんにちは!総合商社マンです!総合商社各社の平均年収を最新の22年3月期の有価証券報告書で調べてランキングしてみたよ!

総合商社各社の株主総会終了
総合商社各社の定時株主総会が2022/6/24に全て終了しました。
そして毎年この株主総会のタイミングで各社から有価証券報告書が発行されてホームページに掲載されるのですが、有価証券報告書には様々な情報が詰め込まれています。投資家にとってはいろいろな情報が読み取れて価値の高い資料なんです。
そんな有価証券報告書の中で、投資家とは直接はあまり関係ないかもしれませんが、面白い情報の一つに各社の年収情報があります。今回は高収入で知られる総合商社各社の2022年最新の平均年収事情を有価証券報告書から見てみたいと思います!
総合商社の平均年収ランキングまとめ(2022年)
総合商社の最新の平均年収ランキングをまとめてみましょう。有価証券報告書から各社の平均年収情報を取り、以下の情報を見てみたいと思います。
- 2021年3月期の平均年収
- 2022年3月期の平均年収
- 増減額
- 増減率
まず、昨年2021年度の平均年収ランキングがこちらの通りです。

そして、最新の2022年3月期の平均年収ランキングがこちらです。

赤枠部分が最新の平均年収です。ランキングに異変が起きています。
- 1位は昨年2番手だった伊藤忠商事がトップで1,580万円。但し前年比では▲48万円減少。
- 2位は三菱商事が前年比▲119万円と大幅に減少して1,559万円。
- 3位は前年比66万円増加で三井物産が1,549万円。
- 4位は丸紅が前年比+277万円と大幅増加で住友商事を抜き去る。
- 5位は住友商事で前年比+50万円の1,406万円。
- 6位は豊田通商で前年比+14万円の1,114万円。
- 7位は双日で前年比▲58万円の1,038万円。
こんな感じです。
「あれあれ?三菱商事業績絶好調なのに減少してるの!?」とか思うかもしれませんが、総合商社のボーナスは若干企業によって違いはあるものの、基本的に前年の業績に基づいて翌年のボーナスが決まる仕組みを取っている企業が多いことが要因です。つまり今回発表された平均年収は22年3月期のものなので、21年3月期の業績をベースにしたものとなっています。
ちなみにこちらが21年3月期と22年3月期の業績結果をまとめた表です。

※22年3月期の業績順に並べています。
例えば丸紅の年収が前年比+277万円と爆上がりしていますが、丸紅は2020年3月期に大幅赤字に転落していたため、2021年3月期の給与が大きく凹んでいたのですね。その反動で2022年3月期の給与が大きく上がっているということです。
逆に2021年3月期に大幅赤字に陥っていた住友商事は+50万円と前年赤字でも年収増加となっていたりするので、必ずしも前年の業績がそのまま翌年に反映されるということでも無いことがあり、このあたりは企業によって差があることも分かりますね。
直近の2022年3月期決算は全ての総合商社が過去最高益を更新するという、とてつもない決算となりましたので、来年の2023年6月頃に公表される総合商社の年収はここからさらに大きく増加することが予想されます。
おまけに各社の従業員数、平均年齢、勤続年数も併せて有価証券報告書に記載されていましたので、こちらの表に纏めておきます。上から従業員数の多い順です。

三菱商事が従業員数5,571名で一番多く、次いで三井物産が5,494名、住友商事が5,150名と続いています。先ほど見た平均年収トップになった伊藤忠は4,170名と丸紅の4,379名よりも少ない5番目ということが分かりますね。
平均年齢は各社あまり変わらず42歳前後です。勤続年数は一番長いのが三菱商事と住友商事の18年6ヵ月である一方、一番短いのが双日の15年5ヵ月です。特にこれで良い悪いということではないですが、若干各社開きがありますね。
最後に:会社に左右され過ぎない人生を送りたい
今回総合商社の最新年収ランキングを見てきましたが、コロナ禍の影響もあり、会社の業績次第でボーナスが大きく上下していることが分かりました。恐らく総合商社に限らず様々な業界でボーナスが大きく増えたり減ったりと変動の大きい状況に直面していると思います。
今は業績絶好調の総合商社ですが、数年先は闇。会社の給与にだけ頼っていると会社の業績に依存してしまい、下手をすると人生設計がおかしくなってしまう危険性があることは常に頭に入れておきたいですね。
私は趣味が株式投資ですので、会社からの給与をせっせと株式投資に回して、可能な限り会社業績のリスクをミニマイズしていきながら資産形成に励んでいますよ(といいつつ総合商社株結構持ってるんですが。笑)!
目指せ「FUCK YOU MONEY!!」
※この言葉の意味を知りたい方は以下記事をご覧ください。
ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
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【伊藤忠商事】ちゃんと買ってる?自社株買い進捗状況(2022年3月1日)
こんにちは!総合商社マンです!伊藤忠商事の自社株買い進捗状況です!ちゃんと買付してくれているか確認しておきましょう!笑

伊藤忠商事が自社株買いをプレスリリース(2022/1/19)
伊藤忠商事は2022年1月19日に自社株買いを発表しました。伊藤忠商事は過去に2度自社株買いを発表したのにほとんど買付をすることなく自社株買いを終了してしまうという空自社株買いをしてしまっていましたね(詳しくは以下記事)。
今回本当に自社株買いをやってくれるのか半信半疑でしたが、1月末時点で実際に実弾投入が始まっていることが確認出来ていました。さすがに3回空振りした三振になりますので、実際に買付始めてくれていて一安心です。笑
ということで伊藤忠商事が発表したリリース内容を見ていきたいと思います!
※当記事内のスライドは伊藤忠商事のプレスリリース資料からの抜粋です。
伊藤忠商事の自社株買い概要
伊藤忠商事が2021年1月19日に発表した自社株買いの詳細は以下の通りです。

【2022年1月19 日開催の取締役会における決議内容】
- 取得対象株式の種類:当社普通株式
- 取得し得る株式の総数:2,000万株を上限とする(発行済株式に対する上限割合1.3%)
- 株式の取得価額の総額:600 億円を上限とする
- 取得期間:2022年1月20日~2022年3月31 日
自己株式の取得を行う理由
2021年5月10日に公表した中期経営計画の株主還元方針を踏まえ、機動的な資本政策の遂行を図るため、自己株式を取得するもの。
以上の内容ですね。600億円で2,000万株上限なので、平均3,000円で買付出来れば上限の1.3%に達する計画です。足元は上場来高値更新をする3,700円~3,800円程度で推移しているので、実際は2,000万株よりも少ない買付となりそうなことも分かります。
伊藤忠商事の自社株買い進捗状況(2022/3/1)

伊藤忠商事が2022/3/1に出したプレスリリースの内容を見てみましょう。
2022/2/1~2022/2/28の期間の自社株買い結果はこちらです!

- 2月買い付け額:約248億円
- 取得した株数:6,565,900株
- 取得平均価格:3,772円
1月続いてしっかり自社株買いを行ってくれていますね!よかったよかった。笑
ここまでの流れを纏めると以下の通りです。
1月:113億円(平均取得価格3,645円)
2月:248億円(平均取得価格3,772円)←今回
買付総額:360億円
残枠:240億円
総額600億円なので、残り240億円になります。期間は2022年3月31日までなので、残り1ヶ月で240億円の実弾が投入されてくる計算となり、株価の下支えが期待されます。
最後に:総合商社自社株買いは伊藤忠と三井物産、丸紅だけ
今回伊藤忠商事の自社株買い進捗状況を見てきましたが、現在総合商社で自社株買いをを行っているのは、この伊藤忠商事と三井物産、丸紅の3社のみになります。丸紅は前回の第3四半期決算時に自社株買いを発表していましたね。三井物産と伊藤忠商事は3月中に自社株買いが終了する予定なので、4月以降は丸紅の1社になる見込みですが、三菱商事も次回予定されている期末決算発表時に更なる株主還元を公表することを宣言していますので、久しぶりの自社株買い発動となるか注目です!
今回の自社株株買い発表を見てきた伊藤忠商事の最新決算は以下記事をご覧ください。
また今期の総合商社の業績は軒並み好調で首位争いも熾烈になっています。最新の総合商社第3四半期決算は以下記事に纏めていますので、興味あれば御覧ください。
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
上記記事でも公開している通り、私はポートフォリオの一部にビットコインも入れています。ビットコインに関しては最近は本当に話題が欠かないですね。昨年からだけで以下の様な出来事が起きています。
- JPモルガンがビットコインの長期的見通しを14万6,000ドル(1,500万円程度)と発表。
- イーロンマスク率いるテスラがビットコイン購入。
- 米国金融大手のBANK OF NEWYORK メロンが仮想通貨資産管理サービス導入
- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコインETF承認
今後もビットコインETF承認が控えており、機関投資家の資金流入期待が高まります!ただ、足元大きく下落しているように、落ちる時ははんぱじゃない下落をするので、ほんの数パーセントをポートフォリオに組み込むようにしたほうがいいと思います!
もし仮想通貨を始めるなら業界大手のコインチェックが良いと思います。数百円程度から投資可能で、足元大きく価格が下落しているのでポートフォリオに数パーセントだけ入れても面白いかもしれませんね。口座開設は以下リンクから可能で、最短その日から取引出来るのでおススメです。
また私が最近Twitterでよく呟いている爆上げ草コインの柴犬コイン(SHIB)等を購入したい場合は、バイナンスで購入可能です。以下画像のQRコードもしくは↓に記載のURLからEMAILだけで口座すぐに解説出来ます。日本語対応もしていますよ!

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ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!
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【三井物産】期間は残り1か月!自社株買付進捗状況!(2022年3月1日)
こんにちは!総合商社マンです!現在三井物産が現在行っている自社株買いの進捗状況を見てみましょう!!

- 三井物産が4回目の自社株買いをプレスリリース(2021/12/16)
- 三井物産の自社株買い概要
- 三井物産のプレスリリースの内容(2022/3/1)
- 最後に:総合商社自社株買いは三井物産、伊藤忠商事、丸紅のみ
三井物産が4回目の自社株買いをプレスリリース(2021/12/16)
三井物産は2021年12月16日に驚異の2021年中4回目となる自社株買いを発表していましたね。三井物産は11月1日に3回目の自社株買い終了を発表したばかりでしたが、早くもお替り自社株買いを発表してくれました。
また、三井物産の直近の決算発表は2月3日の第3四半期決算で、通期業績予想を上期決算時に引き上げた7,200億から更に増やし、8,400億円に上方修正を発表していましたね。三菱商事と伊藤忠商事が8,200億円の業績予想のため、業績予想段階では総合商社トップが見えてきている状況です。
最新の決算発表は以下記事に纏めていますので、御覧ください。
ということで本記事の本題、自社株買いの進捗状況を見てみましょう!
三井物産の自社株買い概要
まず三井物産が現在行っている自社株買いの詳細は以下の通りです。
【2021年12月16 日開催の取締役会における決議内容】
- 取得対象株式の種類:当社普通株式
- 取得し得る株式の総数:3,000 万株を上限とする発行済株式に対する上限割合1.8%)
- 株式の取得価額の総額:500 億円を上限とする
- 取得期間:2021年12月17日~2022年3月24 日
- 取得方法:東京証券取引所における市場買付
前回3回目の自社株買い内容と全く同じで総額500億円、発行済株式に対する割合は1.8%という内容です。これは上限の3,000万株を買付した場合に1.8%という意味ですので、3,000万株を500億円で買付しようとすると一株当たり1,666円で買付をする必要があります。一方、足元の株価は2,800円台ですので、実際に買付可能な株価は1%を下回る水準になるかもしれませんね。
いずれにしても、自社株買いで需給環境が引きしまり、株価の下支えになることが期待されますので、今回の発表はポジティブに動きそうです!
三井物産のプレスリリースの内容(2022/3/1)

三井物産が2022/3/1に出したプレスリリースの内容を見てみましょう。
2022/2/1~2022/2/28の期間の自社株買い結果はこちらです!

- 2月買い付け額:約154億円
- 取得した株数:5,171,100株
- 平均取得価格:2,978円
はい、先月に続いて自社株買いが行われていることが確認出来ました。本自社株買いの今までの流れを纏めると以下の通りです。
12月:41億円(平均取得価格:2,648円)
1月:159億円(平均取得価格:2,834円)
2月:154億円(平均取得価格:2,978円)←今回
取得総額:355億円億円
残り枠:145億円
期限は2022年3月24日までで、残りの枠は145億円になります。残り1か月弱の間にこの金額の実弾が投入されてくることになりますね!
最後に:総合商社自社株買いは三井物産、伊藤忠商事、丸紅のみ
今回三井物産の自社株買い進捗状況を見てきましたが、現在総合商社で自社株買いをしているのはこの三井物産と伊藤忠商事、丸紅の3社のみです。伊藤忠は3Q決算前に開始しており、丸紅は前回3Q決算時に公表して開始しています。総合商社の雄、三菱商事も次回決算発表時に更なる株主還元について公表するということを宣言していますので、もしかすると自社株買いが発表されるかもしれません。
今期の総合商社の業績は軒並み好調で首位争いも熾烈になっています。最新の総合商社上半期決算は以下記事に纏めていますので、興味あれば御覧ください。
資源価格吹き上がり、今期業績絶好調な総合商社株ですが、市場の目線は既に来期に移ってきています。米国FRBの利上げ、ウクライナへのロシアの侵攻等、不安要素が多々出てきている状況ですが、総合商社の業績、株価がどう推移していくのか、これからの株価が楽しみですね!
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
上記記事でも公開している通り、私はポートフォリオの一部にビットコインも入れています。ビットコインに関しては最近は本当に話題が欠かないですね。昨年からだけで以下の様な出来事が起きています。
- JPモルガンがビットコインの長期的見通しを14万6,000ドル(1,500万円程度)と発表。
- イーロンマスク率いるテスラがビットコイン購入。
- 米国金融大手のBANK OF NEWYORK メロンが仮想通貨資産管理サービス導入
- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコイン先物ETF承認
今後もビットコインETF承認が控えており、機関投資家の資金流入期待が高まります!ただ、下落する時もなかなかの大きさなので、ほんの数パーセントを組み込んでいるだけですが。笑
もし仮想通貨を始めるなら業界大手のコインチェックが良いと思います。数百円程度から投資可能で、足元大きく価格が下落しているのでポートフォリオに数パーセントだけ入れても面白いかもしれませんね。口座開設は以下リンクから可能で、最短その日から取引出来るのでおススメです。
また私が最近Twitterでよく呟いている爆上げ草コインの柴犬コイン(SHIB)等を購入したい場合は、バイナンスで購入可能です。以下画像のQRコードもしくは↓に記載のURLからEMAILだけで口座すぐに解説出来ます。日本語対応もしていますよ!

https://accounts.binance.me/
ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!
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【総合商社】全社上方修正でお祭り継続!21年度(22年3月期)第3四半期決算ランキングまとめ!
こんにちは!総合商社マンです!総合商社各社の21年度(22年3月期)第3四半期決算が出揃ったよ!!全社が上方修正を発表し、上半期に続き異例な好決算となりました!利益水準も遂に8,000億円台の戦いへ!

- 総合商社21年度(22年3月期)第3四半期決算まとめ
- 総合商社21年度第3四半期(22年3月期)純利益ランキング
- 一過性損益を除いた利益ランキング
- 21年度(22年3月期)通期業績予想
- 株主還元
- 最後に:株式市場の目線は来期に移ったか?
総合商社21年度(22年3月期)第3四半期決算まとめ
総合商社の21年度(22年3月期)第3四半期の決算まとめをしたいと思います。今回の総合商社各社の決算発表は以下の通りのスケジュールで発表が行われました。
明日から総合商社決算祭りスタート💪
— 総合商社マン (@sogoshoshaman) February 1, 2022
決算スケジュールをおさらいしておきましょう!
2/2(水)
12:30双日
16:00 豊田通商
2/3(木)
11:00 丸紅
13:00 伊藤忠商事
13:45 三井物産
14:30三菱商事
2/4(金)
13:00 住友商事
今回は2/3に4社の決算が集中しており、決算まとめ記事を趣味としているわたくしにとっては疲労困憊の一週間でした。笑笑
ということで、具体的にどのような業績となっているのか、この記事で見ていきたいと思います!
今回の記事で見る項目は主に以下です。
- 21年度第3四半期純利益ランキング
- 一過性損益を除いた利益ランキング
- 21年度業績予想
- 株主還元
各社の決算詳細を見たい方はこの記事の最後に個別に記事掲載していますので、そちらからご覧ください。それでは参りましょう!
総合商社21年度第3四半期(22年3月期)純利益ランキング
総合商社各社の21年度第3四半期(22年3月期)の純利益ランキングです。前年同期で比較しています。こちらの表をご覧ください。

注目ポイントはこちら。
- 1位には 伊藤忠商事が6,789億円でトップに立つ。
- 2位には三菱商事で6,448億円。上期時点3位から上昇。前年比約3.8倍の爆益。
- 3位には三井物産で6,333億円。前年比約3倍の爆益。
- 4位には住友商事が3,351億円。前年赤字から大復活中。
- 5位には丸紅が3,274億円。前年比2倍の利益を叩き出す。
- 6位には豊田通商の1,802億円。前年比約2倍と大幅増益。
- 7位には双日が620億円。前年比約3.7倍の爆益。
こんな感じ。濃淡はあるものの、全社前年比で引き続き爆益を叩き出しているのが分かります。この3Q時点では伊藤忠商事がトップになっていますが、続いて、次に見る一過性利益を除いた利益ランキングを見るとちょっと景色が変わりますよ。
一過性損益を除いた利益ランキング
総合商社各社の一過性損益を除いた利益ランキングを見てみましょう。各社この部分の呼称が異なり、「一過性を除く業績」だったり、「基礎収益」、「実態純利益」だったり、「巡航利益」と呼んだり様々ですが、シンプルにここでは「一過性を除いた利益」と呼ぶことにします。それではランキングを見てみましょう。前年との比較も記載します。こちらです。

資産売却益等の一過性利益や減損等の一過性損失を当期純利益から除いた数字を並べています。ポイントを箇条書きしてみましょう。
- 1位は三菱商事が6,456億円でトップ。3Q時点の一過性損益は+8億円のみ。
- 2位は三井物産で6,402億円。3Q時点の一過性損益は▲69億円のみ。
- 3位は伊藤忠で5,500億円。純利益で1位だったが、一過性利益+1,290億円あり。
- 4位は丸紅が住商を丸紅を抑えて3,610億円。一過性損益は▲330億円。
- 5位は住友商事で3,250億円。一過性損益は+100億円。
こんな感じ。当期純利益ランキングとは順番が変わりましたね。当期純利益において6,789億円とトップだった伊藤忠が3位になっています。これは三菱、三井は一過性損益はほとんどない一方、伊藤忠が売却益等で一過性利益を1,290億円計上していることが要因ですね。
一過性を除いた実力値においては三菱商事、三井物産が抜きんでていることがわかりました。伊藤忠の強みは資源高に大きく左右されないところではありますが、資源が強含むとやはり三菱、三井の強さが際立ちます。
ちょっとおまけで今回こんなグラフも作ってみました。今期の一過性損失を除いた四半期利益の推移です。

三井物産、三菱商事、双日の3社が実力値の一過性損失を除いた利益において、毎四半期増益してきていることが分かりますね。三菱商事の3Q利益がすごいです。一方、伊藤忠商事、住友商事は今回の3Q利益は減益となっています。
21年度(22年3月期)通期業績予想
21年度(22年3月期)通期業績予想を見てみましょう。
業績予想が高い順に並べて、3Q利益の進捗率を記載してみました。今回も上半期に続いて全社が上方修正となる異例の好決算となっています。

- 三井物産:1Qで4,600億円⇒6,400億円、2Qで⇒7,200億円、3Qで⇒8,400億円に上方修正し、業績見通しでトップに。
- 三菱商事:2Qで3,800億円⇒7,400億円、3Qで⇒8,200億円に上方修正。
- 三井物産:2Qで5,500億円⇒7,500億円、3Qで⇒8,200億円に上方修正。
- 住友商事:1Qで2,300億円⇒2,900億円、2Qで⇒3,800億円、3Qで⇒4,600億円に上方修正。
- 丸紅:2Qで2,300億円⇒3,500億円、3Qで⇒4,000億円に上方修正。
- 豊田通商:2Qで1,500億円⇒1,900億円、3Qで⇒2,100億円に上方修正。
- 双日:2Qで530億円⇒700億円、3Qで⇒800億円に上方修正。
ほんとに凄い、上半期に続いて全社見事に上方修正をしました。今回の上方修正で三井物産が単独トップに躍り出ました。そして2位に三菱商事と伊藤忠商事が同額の8,200億円で火花を散らしています。4位争いをしている住友商事と丸紅ですが、今回の住友商事の大幅な上方修正で丸紅を突き放したところも注目ポイントですね。
総合商社の序列競争がますます激しくなってきていることが分かります。
株主還元
総合商社各社の配当予想と配当性向も纏めておきましょう。こちらをご覧ください。
対前年比での増配、維持、減配で色分けしています。
まず2Q時点の配当予想がこちらでした。

そして、今回発表されたのがこちらです。こちらも配当性向の高い順に並べています。

今回7社中、三菱商事&伊藤忠商事を除く5社が増配を発表しています。
ポイントだけまた書き出します。
- 双日:2Qに70円⇒90円、3Qに⇒103円に増配発表(株式併合換算)。
- 住友商事:2Qに70円⇒90円、3Q⇒に110円に増配発表。
- 三菱商事:今回は増配発表なし。期末に追加還元策を公表。
- 丸紅:2Qに34円⇒51円、3Q⇒58円に増配発表。300億円の自社株買い発表。
- 豊田通商:2Qに120円⇒140円、3Qに⇒150円に増配発表。
- 三井物産:2Qに90円⇒95円、3Q⇒105円に増配発表。
- 伊藤忠商事:今回増配発表はなし。
前回上半期は全社が増配発表しましたが、今回は5社が増配という結果になりました。今回決算発表に合わせて自社株買いを発表したのは丸紅の1社で、決算発表前に伊藤忠商事も自社株買いを発表していましたね。三井物産も現在自社株買いしています。
今回三菱商事と伊藤忠商事は増配はせずでしたが、三菱商事は期末決算時に自社株買いを含む追加還元策を公表することを発表しています。
その結果、伊藤忠商事の配当性向は遂に20%割れ、増配をした三井物産も20.3%まで低下してきています。但し、この2社は自社株買いで株主還元をしているため、そちらも考慮をする必要がありそうです。
最後に:株式市場の目線は来期に移ったか?
今回、総合商社各社の21年度第3四半期決算を纏めてみてきましたが、上半期に続いて全社が上方修正となり、引き続きお祭り状態が続いていることが分かりました。
総合商社の過去最高益は2018年度に三菱商事が出した5,907億円でしたので、上位3社に限っては6,000億円、7,000億円を一気にすっ飛ばして8,000億円台の非常に高水準なレベルに達してきていることが分かります。ものすごいバブル状態なのかもしれません。
それもあってか、決算公表後に株価が大きく下がる場面もあり、株式市場は既に来期の業績のほうに視線が移ってきているのかもしれません(アルゴの影響ありそうですが笑)。
とはいえ、空前の資源高で各社恩恵を受ける中、今期業績がどう着地するのか、今から期末決算が楽しみで仕方がありません!
ということで総合商社の決算発表ウイーク終了です!
尚、総合商社各社の個別決算記事は以下から御覧ください!
三菱商事
伊藤忠商事
三井物産
住友商事
丸紅
豊田通商
双日
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!
面白い・有益だと思った方は、Twitterや『はてブ』↓↓↓ぽちっと拡散頂けるととても喜びます!!
【住友商事】3回連続上方修正&増配!21年度第3四半期(22年3月期)決算概要!
こんにちは!総合商社マンです!住友商事が21年度(22年3月期)第3四半期の決算発表したよ!大幅上方修正で4位争いの丸紅を突き放しました!

住友商事が21年度(22年3月期)第3四半期を発表
住友商事が2/4の場中13:00に2021年度(22年3月期)第3四半期の決算発表を行いました。
住友商事は総合商社の中で前期唯一の赤字決算(▲1,531億円)に転落する一方、膿出しが進み今期は一転V字回復、そして期初予算2,300億円に対し1Qの時点で2,900億円に上方修正、そして前回上半期決算で3,800億円に上方修正をしていましたね!
上半期時点の住友商事の利益は2,410億円で、上方修正後の利益に対する進捗率は63%に達していました。
丸紅と4位争いをしている状況ですが、今回の3Q決算がどうだったのか、住商の決算資料を見ていきたいと思います。結論を先に言うと、大幅上方修正&増配発表です!それでは参りましょう!
※当記事内のスライドは全て住友商事が公表した決算資料からの抜粋です。
21年度第3四半期(22年3月期)決算概要

住友商事の21年度第3四半期の決算概要を見ていきます。
定量面中心にいきます。こちらのスライドをご覧ください。

ポイントを箇条書きします。
- 21年度3Q累計の当期純利益はは3,351億円。前年同期比驚異の+4,488億円。
- 一過性を除く業績は3,250億円となり、つまり当期利益3,351億円に含まれる一過性利益は約100億円のみ。
- 上期決算で上方修正していた3,800億円に対する進捗率は88%に達する。
昨年の赤字だったこともあり、前期からの回復幅が引き続き凄まじいことになっています。また、一過性を除く業績3,250億円の内訳は資源1,070億円、非資源2,100億円、その他80億円となっています。
上半期で上方修正をしていた3,800億円に対する進捗率も88%に達し、後ほど詳細を後述しますが、今回3,800億円⇒4,600億円への大幅な上方修正をしています。
上方修正の利益予想については後ほど触れるとして、もう少し3Qの利益面を詳しく見てみましょう。四半期利益の推移を示したスライドです。上段に記載の数字が一過性を除いた業績推移で、一番下に記載の数字が一過性損益額です。

ポイントを箇条書きしてみましょう。
- 昨年20年度は毎四半期全てにおいて一過性損失を計上していたが(一番下段の部分)、今期は1Q、2Qは一過性利益、3Qは若干の一過性損失が発生しているのみで大きなものは無さそう。
- 資源(濃い青)、非資源(薄い青)ともに好調に利益を出しているが、2Qの利益と比較すると、3Qは資源の伸びが鈍化。非資源は引き続き伸びている。
昨年は大赤字になっていましたが、あくまで一過性損失の計上によるもので、一過性を除いた業績は昨年度1Qを底にして右肩上がりで回復してきたことが分かります。しかしながら、ここにきて右肩上がりはストップしていることが分かりますね。それでも1四半期で1,000億円稼げている状況ですから復活を感じさせてくれます。
※話が逸れますが、総合商社の決算資料の中では住友商事が一番見やすくて好きです笑
話を戻します。
少し詳しく見てみましょう。続いてグメント別の当期純利益(一過性含む)スライドです。

左側の灰色棒グラフが昨年の2020年度3Q累計実績、右側の緑色棒グラフが今期の2021年度3Q累計実績です。ポイントを箇条書きします。
- 全6セグメント中、昨年は5セグメント(メディア以外)が赤字に陥っていたが、今期は全セグメント黒字化。
- 昨年上半期が赤字となった最大要因の「資源・化学品」だったが、今期は一転1,445億円と大幅黒字となり、3Q時点で利益全体の利益の43%を稼ぎ出す。
- また昨年上半期のもう一つの赤字要因だった「輸送機・建機」も一転518億円の黒字転換しており、かつ前回上半期上方修正額440億円を既に上回るり、2番目の稼ぎ頭に返り咲く。
- 住友商事の強みである「メディア・デジタル」は上半期時点で若干減益だったが、今回3Qでは前年比増益に転じる。
資源比率の低い住友商事ですが、とはいえ、資源関連の利益が吹き上がっていることが見て取れますね。メディア・デジタルの安定性は住友商事の強みです。
続いて、一過性損益についても詳しく見てみましょう。こちらのスライドです。上段が当期利益、そして下段が一過性損益の内訳です。

ポイントを箇条書きします。
- 今期3Qのみのネット一過性損益は▲70億円の損失を計上。3Q累計では100億円の利益計上(ちなみに前年は3Q時点で▲3,510億円の一過性損失!)。
- 各セグメントで細かい利益、損失が出ているが目立ったものは無し。
昨年の減損額がやっぱりすごいですが、今期は大きなものは無いことが分かりますね。
21年度通期業績&配当予想
住友商事の21年度通期業績及び配当予想を見てみましょう。結論から言うと、今回通期業績予想を1Q、2Qに続いて3回目の大幅上方修正、そして配当も大幅に増配していますよ!
まず業績予想からです。こちらをご覧ください。

ポイントを箇条書きします。
- 通期業績予想を1Qで上方修正した2,300億円⇒2,900億円から上半期決算で3,800億円としていたものを、今回更に上方修正し4,600億円に設定。
- この4,600億円の内、一過性を除く利益は約4,000億円を見込み、一過性利益は600億円のみ。
- 上方修正後4,600億円に対する3Q累計利益3,351億円の進捗率は72.8%に到達。
すごいですね、今年は1Q,2Q,3Q全ての決算発表において上方修正をしてくれています。ちなみに先ほど見た3Q時点の一過性損益は+100億円でしたので、4Qで一過性利益が500億円発生するということですね。
また、上のスライド一番下にSHIFT2023で掲げた2022年度以降の利益計画については見直しを行い、年度末決算で発表すると記載があります。SHIFT2023というのは住友商事の中期経営戦略で以下の利益イメージを以前発表していました。

一番右側に2023年度3,000億円以上と記載がありますが、今期は4,600億円の業績予想を出しており、2023年度の利益水準をここから見直しをして引き上げようとしているというメッセージですね。
そして気になる配当金についても見ておきましょう。こちらのスライドです。

- 連結配当性向30%という方針に鑑み、年間配当予想を従来の90円(中間45円、期末45円)から+20円増配の110円(中間45円、期末65円)に増配。
- この増配により配当性向は29.89%。
- 来期以降の株主還元方針は年度末決算時に公表。
配当性向を30%と設定しているので、今回の大幅な上方修正に合わせて配当も引き上げてくれました。また来期以降の還元策は期末決算公表時に出すようなので、住友商事ホルダーは楽しみですね!
最後に:住友商事が4位争いの丸紅を突き放す
今回住友商事の2021年度3Q業績を見てきましたが、3回目の上方修正でかつ大幅上方修正となりサプライズ決算となりましたね!これで4位争いをしていた丸紅は4,000億円の業績予想なので、住友商事がそれを突き放した格好となっています。
- 住友商事:3Q利益3,351億円/業績予想4,600億円(進捗率73%)
- 丸紅:3Q利益3,274億円/業績予想4,000億円(進捗率82%)
3Q時点までの利益水準はほぼ互角でしたが、住商が4Qに一過性利益を出すことで突き放した構図ですかね。丸紅がこのまま5位に甘んじるのか、最終コーナー曲がった4Qでさらに追い上げを図るのか、2社の争いからも目が離せません!!
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
上記記事でも公開している通り、私はポートフォリオの一部にビットコインも入れています。ビットコインに関しては最近は本当に話題が欠かないですね。昨年からだけで以下の様な出来事が起きています。
- JPモルガンがビットコインの長期的見通しを14万6,000ドル(1,500万円程度)と発表。
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- VISAも仮想通貨に参入
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今後もビットコインETF承認が控えており、機関投資家の資金流入期待が高まります!ただ、下落する時もなかなかの大きさなので、ほんの数パーセントを組み込んでいるだけですが。笑
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ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
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【三菱商事】上方修正発表も追加株主還元は持ち越し!21年度第3四半期(22年3月期)決算概要!
こんにちは!総合商社マンです!三菱商事が21年度第3四半期の決算発表したよ!上方修正したけど三井物産の予想に及ばず!

三菱商事が21年度第3四半期決算を発表
三菱商事が2/3の場中14:30に2021年度第3四半期の決算発表を行いました。業界の雄、三菱商事は昨年コロナ禍の影響を大きく受けた結果、21年3月期では当期純利益が1,726億円と業界4位にまで落ち込んでしまっていましたね。そして期初の今期業績予想時点では3,800億円と伊藤忠商事、三井物産の後塵を拝す形となっていましたが、上半期決算時に一気に7,400億円に上方修正を行ってくれました。加えて期初は増配を止める計画だったものを変更し、134円から142円に増配を発表してくれていましたね。
既に市場コンセンサスでは8,000億円台の利益が期待されている三菱商事でしたが、今回3Q決算がどうだったのか、業界の雄、三菱商事の底力が見れるのか、三菱商事の決算資料を見ていきたいと思います。結論から言うと上方修正したけど、追加還元は持ち越しです。
それでは参りましょう!
※当記事掲載のスライドは全て三菱商事の決算公表資料からの抜粋です。
21年度第3四半期(22年3月期)決算概要

三菱商事の21年度第3四半期(22年3月期決算の概要を、三菱商事が公表した決算資料を眺めながら纏めていきます。まず全体の定量面概要がこちらのスライドです。

ポイントを箇条書きします。
- 21年度3Q利益は6,448億円と前年比+281.2%(+4,757億円)の増益。
- 純利益6,448億円の内、事業系3,987億円、市況系2,476億円。
- 年間業績予想を従来の7,400億円⇒8,200億円に上方修正。
- 上方修正後の利益進捗率は79%という水準。
- 増配は無しも、期末決算までに追加還元策検討。
やってくれました三菱商事、上方修正来ましたね。が、しかしこの8,200億円という水準は既に決算を公表している三井物産の8,400億円を下回り、伊藤忠商事と同額の業績予想となっています。
3Q累計で前年比+4,757億円増益した要因は「金属:1,803億円」、「自動車:691億円」、「天然ガス:646億円」という記載あり、金属・自動車・エネルギーが大きくけん引しています。株主還元策については後ほど触れるとしてもう少し業績について詳しく見てみましょう。まずセグメント別の当期利益を見てみます。こちらです。

セグメント別に前年と比較をしているものですね。
ポイントを箇条書きします。
- 3Q累計の当期利益は6,448億円と前年比+4,757億円。
- 全10セグメント中、上半期時点で唯一赤字だった「電力ソリューション」も黒字化しており、赤字セグメントは解消。
- 全10セグメント中で利益絶対額が大きいのは「金属資源」の2,480億円、次いで昨年赤字だった「自動車」の858億円、天然ガス851億円、食品713億円と続く。
- 上半期時点では前年同期比で減益となったセグメントは「産業インフラ」及び「電力ソリューション」の2セグメントあったが、3Q時点では全セグメントで前年比増益を達成。
金属資源の利益はやはりすごいですね。この「金属資源」が三菱商事の屋台骨である”原料炭”ビジネスです。
今回8,200億円へ+800億円上方修正をしましたが、これもセグメント別に見てみましょう。こちらのスライドです。

全10セグメント中、今回上方修正をしたのは7セグメント。
- 上方修正額が大きいのは大きい順に「食品:+190億円」、「金属:+160億円」、次いで「自動車:+120億円」、「天然ガス:+100億円」という感じ。
1セグメントだけ吹き上がっての上方修正ではなく、幅広い分野での上方修正をしていることが分かりますね。
一過性損益についても見てみましょう。こちらのスライドです。

細々としてして見づらいですが、ポイントは以下です。
- 21年度3Q累計の一過性損益▲8億円のみ。内、一過性利益が395億円、一過性損失が▲403億円。
- 一過性利益で大きいのはアルミ事業売却益+118億円等。
- 一過性損失で大きいの複合都市開発減損▲128億円等。
一過性損失と利益いずれも発生していますが、バランスしていますね。
21年度年間業績見通し&配当予想
三菱商事の21年度年間業績見通し及び配当予想を見ておきましょう。既に触れていますが、今回上方修正が発表されています。追加株主還元は今後発表とのことですね。赤枠部分をご覧ください。

ポイントを箇条書きします。
- 通期業績予想を上期に3,800億円⇒7,400億円に上方修正ものを再度上方修正し8,200億円。
- 配当金は上期増配発表した期初予想134円⇒142円から変更なし。
- 配当性向は25.5%という水準。
- 但し、自社株買い含む追加還元策を期末決算までに公表予定。
今回の上方修正により、三井物産が8,400億円でトップ、そして、三菱商事と伊藤忠商事が8,200億円で並ぶという構図になりました。
三菱商事の追加還元策については来期から始まる新中期経営戦略も勘案して決定するということのようです。
最後に:高水準の頂上決戦熾烈化!
今回三菱商事の21年度3Q決算を見てきましたが、先ほど触れたように総合商社のトップ争いの水準がまた一段引き上げられ、8,000億円台の戦いとなってきました。
三菱商事は今回増配や自社株買いなどの追加還元策を発表しなかったせいもあってか、株価は決算発表前は1%以上上昇していたものが、この記事を書いている時点で3%近い下落に転じています。株式市場は冷酷ですね。笑
ここまでの総合商社の決算発表を簡単におさらいすると本当にトップ争いが熾烈ですね。笑笑
- 三井物産:8,400億円
- 三菱商事&伊藤忠商事:8,200億円
昨年はなかなかのクソ決算を叩き出した三菱商事でしたが、今期は王者奪還に向けて、最終コーナーを曲がった4Q決算発表で更なる利益を叩き出し、王者君臨を期待したいところです!
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- 米国金融大手のBANK OF NEWYORK メロンが仮想通貨資産管理サービス導入
- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコインETF承認
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【三井物産】上方修正&増配発表!21年度第3四半期(22年3月期)決算概要!
こんにちは!総合商社マンです!三井物産が21年度第3四半期(22年3月期)の決算発表したよ!大幅上方修正&増配発表です!

三井物産が21年度第3四半期決算を発表
三井物産が2/3の場中13:45に2021年度第3四半期(22年3月期)の決算発表を行いました。
三井物産は今期業績予想を1Qの時点で4,600億円から6,400億円に上方修正、上期決算時に7,200億円に上方修正するなど、資源高を追い風に絶好調の決算で推移しています。
また配当金についても上半期決算時に90円⇒95円にわずかながらも増配を発表、そして1月には再度の自社株買いの発表を行っていましたね。
ちなみに上半期時点の当期利益は4,046億円で、上方修正後の7,200億円に対する進捗率は56%となっていました。
さてさて、今回の3Q決算でも好調さを維持しているのかどうか、早速三井物産の決算発表資料から見ていきたいと思います。結論からいうと、再度の上方修正&再度の増配発表です!
それでは参りましょう!
※当記事に出てくるスライドは全て三井物産の決算発表資料です。
21年度第3四半期決算概要

三井物産の21年度第3四半期(22年3月期)決算の概要を、三井物産が公表した決算資料を抜粋しながら見て行きたいと思います。
まずサマリーからです。こちらのスライドをご覧ください。

ポイントを箇条書きしてみます。
- 基礎営業CFは8,629億円と前年比+75%増収。
- 当期純利益は6,333億円となり、前年比4倍の大幅増益。
- 以上の結果から、基礎営業CFを+1,700億円上方修正し1兆900億円。
- 当期利益を更に+1200億円上方修正し、遂に8,400億円の大台突破。
- 配当金も95円から105円に再度増配。
これまた上半期決算に続いてすごいことになっています!この三井物産の決算発表直前に決算を公表した伊藤忠商事の業績予想が8,200億円でしたので、さらにそれを上回る業績予想を叩き出しました。個人的には基礎営業CFが1兆円に達しているところが圧巻です。がしかし、この決算公表をした後の三井物産の株価は、、、下落しています。笑
もう少し今回の決算を詳しく見てみましょう。
まず、セグメント別のキャッシュフローと利益を説明したスライドです。
ここでは右側の利益にフォーカスしてみます。

- 3Q累計利益合計6,333億円の内、金属資源だけで3,709億円と全体の58%を稼ぎ出す。
- エネルギーセグメントは2Q時点で赤字になっていたものがプラスに復活。
- 前回公表の7,500億円予想に対する進捗率は「化学品」「鉄鋼製品」「生活産業」「次世代」で既に100%超え。エネルギーだけ進捗率が35%と低迷。
三井物産の鉄鉱石事業は強すぎますね。このセグメント一つで住友商事、丸紅の年間利益くらい稼いでしまっているという規模感と言えばその凄さが伝わるのではないでしょうか。
セグメント別前年利益増減を見やすく示してくれているスライドもあるので、そちらを見てみると金属資源の凄さが分かります。こちらです。

こう見ると、いかに金属資源の吹き上がりが凄まじいか分かりますね。笑 上半期に続いて鉄鉱石上昇、銅価格の上昇が三井物産の資源部隊の神風となりとてつもない利益が出ている状況です。
減損の有無についても見ておきましょう。こちらのスライドです。

細々とした数字が並んでいますが、四半期別の減損内訳です。左側が前年実績、右側今期実績ですね。ポイントを箇条書きします。
- 3Q累計での特殊要因はネット合計で▲69億円発生。
- 一番減損額が大きいのがエネルギーセグメントで▲79億円、機械インフラ▲67億円。逆に金属資源+52億円、化学品+25億円の利益計上。
ま、これといって大きな減損額は発生していない決算であると理解すればよいと思います。
21年度(22年3月期)年間業績予想&配当予想
三井物産の21年度(22年3月期)年間業績予想を見てみましょう。今回の注目ポイントですね。基礎営業CFと当期利益のスライドをまず二つ御覧ください。
基礎営業CF

当期利益

ポイントを箇条書きします。
- 基礎営業CFは9,200億円を1兆900億円に上方修正!
- 21年度当期利益は1Qで4,600億円⇒6,400億円、2Qで7,200億円に上方修正していたものを更に引き上げて8,400億円!
いや、株価は下がってるけどすごいですよこれ本当に。
ただ、株式市場は冷静で、この利益を今期のみと見ているのか株価は下落しています。
そして気になる株主還元も見てみましょう!こちらのスライドをご覧ください。

- 安定収益基盤の拡大を踏まえ従来予想の95円/年から10円増配の105円に増配。
- 基礎営業CFに対する総還元性向は32%。
- 上方修正後の当期利益8,500億円に対する配当性向は20.3%。
三井物産は自社株買い連発してくれており、払って終わりとなる配当よりも自社株買いを優先している様子が伺えますね。それでも今回105円に上方修正を行ってくれました。
最後に:三井物産、王者君臨なるか
今回三井物産の21年度3Qの決算を見てきましたが、先ほども触れた通り業績予想を8,400億円に引き上げたことで、直前に決算発表をした伊藤忠商事の8,200億円予想をさくっと抜き去りました。両者ともに鉄鉱石に強みを持っているものの、権益量では三井物産は随一なので、その爆発力には目を見張るものがありますね。この記事を買いている時点で三菱商事はまだ決算発表をしていませんが、これからの頂上決戦から目が離せません!
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
上記記事でも公開している通り、私はポートフォリオの一部にビットコインも入れています。ビットコインに関しては最近は本当に話題が欠かないですね。昨年からだけで以下の様な出来事が起きています。
- JPモルガンがビットコインの長期的見通しを14万6,000ドル(1,500万円程度)と発表。
- イーロンマスク率いるテスラがビットコイン購入。
- 米国金融大手のBANK OF NEWYORK メロンが仮想通貨資産管理サービス導入
- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコインETF承認
今後もビットコインETF承認が控えており、機関投資家の資金流入期待が高まります!ただ、下落する時もなかなかの大きさなので、ほんの数パーセントを組み込んでいるだけですが。笑
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【伊藤忠商事】大幅上方修正も増配無しで配当性向19%台に!21年度第3四半期(22年3月期)決算概要!
こんにちは!総合商社マンです!伊藤忠商事が21年度第3四半期の決算を発表したよ!大幅上方修正発表したけど、増配なしで株価は下落です!

伊藤忠商事が21年度第3四半期決算を発表
伊藤忠商事が2/3の場中13:00に2021年度第3四半期の決算発表を行いました。
伊藤忠商事は前期の20年度実績が4,014億円となり、業界の雄、三菱商事をおさえて業界1位となっていましたね。そして上半期決算時に7,500億円に上方修正、かつ、今期配当金を94円⇒110円に増配することを発表していました。
上半期時点での伊藤忠の当期利益は5,006億円と、上方修正後の利益に対する進捗率は67%に達するなど絶好調の決算でした。
そして上半期決算時点で、伊藤忠7,500億円、三菱商事7,400億円、三井物産7,200億円と、上位3社の争いが熾烈になっていましたが、このトップ争いの行方も気になるところです。
ということで、今回伊藤忠商事の第3四半期がどのような決算だったのか、伊藤忠商事が発表した決算資料から見ていきたいと思います。結論を先に言うと、大幅上方修正したものの、増配無しでした。それでは参りましょう!
※当記事内掲載のスライドは全て伊藤忠商事の決算公表資料の抜粋です。
21年度第3四半期(22年3月期)決算概要

伊藤忠商事の21年度第3四半期(22年3月期)の決算概要を、伊藤忠商事が公表した決算資料から見ていきたいと思います。決算概要スライドがこちらです。

ポイントを箇条書きします。
- 3Q累計の当期純利益は過去最高の6,789億円となり、前年比+86.8%増益。過去最高益。
- 一過性を除いた基礎収益は5,500億円となり、こちらも過去最高益。
- 実質営業CFは6,120億円となり、これも過去最高更新。
- 通期見通しを7,500億円⇒8,200億円に上方修正。
- 配当は110円下限から変更なし。
遂に8,000億円台に到達し、過去最高益を更に更新する見込みとなりました。ただし、増配はなく、この決算発表をした後、株価は上げ幅を縮小しています。110円は下限ということで、期末時点での増配を期待したいですね。
利益面についてもう少し詳しく見ていきます。
こちらのスライドは左側がセグメント別の前年比較、右側が前回の7,500億円に上方修正したものと、今回の8,200億円に上方修正したものの比較です。 ここでは左側の前年比各にフォーカスします。

細々としているのでポイントを箇条書きします。
- 3Q累計実績の当期利益6,789億円の内、非資源は5,161億円、資源1,680億円。非資源比率は前年同期比で80%から75%に下落。資源の追い風あり。
- 伊藤忠は全部で8セグメントあり、全セグメントにおいて前年比増益。赤字セグメントは無し。
- 絶対額として前年比で利益を大きくけん引したのは金属(前年比+1066億円)及び住生活(前年比+656億円)。
そしてこちらのスライドが前回上方修正の通期見通し7,500億円と今回の8,200億円の差についてのスライドです。

ポイントを箇条書きします。
- 7,500億円から8,200億円へと+700億円今回上方修正。
- 700億円の内訳は金属+270億円、住生活+150億円、エネルギー+130億円、機械+60億円、食料+40億円、情報金融+30億円、その他+20億円。
繊維と第8を除いた全てのセグメントで上方修正していますね。やはり伊藤忠の強みである鉄鉱石の金属の上方修正が絶対額として大きいようですが、ほぼまんべんなく上方修正している様子も伺えます。
一過性利益についても見ておきましょう。こちらのスライドです。

ポイントを箇条書きしてみます。
- 3Q累計の一過性損益は+1,290億円と特別利益が出ている状況。一番大きな要因はPaidyの売却益305億円や住生活のパルプ売却益295億円および台湾ファミマ売却益295億円等。
- 3Q単独では▲70億円で大きなものは無さそう。
上半期決算から大きな変動はないことが分かりましたね。
21年度(22年3月期)年間業績&配当予想
伊藤忠商事の21年度年間業績予想及び配当予想も見ておきましょう。既に触れましたが、7,500億円⇒8,200億円に利益を上方修正したものの、配当金は110円から変更がありませんでした。株主還元に関するスライドが今回のプレゼン資料にはなかったので、決算短信から配当金情報抜粋しておきます。

ポイントを箇条書きします。
- 21年度業績予想は5,500億円⇒7,500億円に上方修正。前年比+104.3%増益。
- 配当は上半期に期初予想94円⇒110円に増配したものから変更なし。
- その結果、配当性向は19.9%と20%割れ。
大幅な上方修正を行ったのものの、増配をしなかった結果、配当性向が20%を割ってしまいました。先日伊藤忠は自社株買いを発表したので、それも加味して欲しいとか主張しそうですね。笑 ただ、あくまで配当110円は下限といっているので、期末での増配に期待したいところです。
最後に:最高益更新も増配なしは残念
今回伊藤忠商事の21年度3Q決算を見てきましたが、遂に8,000億円台に到達という凄い業績予想をぶつけてきました。がしかし、増配がなく、配当性向20%を割ってしまい、株価はこの記事を書いている時点で大きく下落しています。
自社株買いを現在行ってくれているので、株主としていはそれで株価の更なる引き上げをお願いしたいところです!
三菱商事、三井物産との総合商社頂上決戦から目が離せませんね!
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【丸紅】上方修正&増配&自社株買いで過去最高益へ!21年度第3四半期(22年3月期)決算概要!
こんにちは!総合商社マンです!丸紅が21年度第3四半期(22年3月期)の決算発表したよ!過去最高益更新で好調決算です!

丸紅が21年度第3四半期決算を発表
丸紅が2/3の場中11:00に2021年度第3四半期(2022年3月期)の決算発表を行いました。丸紅は2019年度に総合商社の中で唯一赤字転落、しかも▲1,975億円という巨額赤字を計上するといった厳しい決算でしたが、20年度は見事にV字回復し2,253億円という結果でしたね。そして今期期初の業績予想2,300億円に対して、2Q決算で3,500億円に大幅上方修正、そして配当金も34円⇒51円に大幅増配を発表するなど、絶好調の決算でした。
さて上期の好調さを3Qでも維持出来たのか、丸紅の決算資料から見ていきたいと思います。結論だけ先に言うと、上方修正&増配&自社株買い発表です!それでは参りましょう!
※当記事内のスライドは全て丸紅が公表した決算資料の抜粋です。
21年度第3四半期(22年3月期)決算概要

丸紅の21年度第3四半期(22年3月期)決算の概要を、丸紅が公表した決算資料から見て行きたいと思います。まず業績サマリーにフォーカスします。こちらのふたつのスライドをご覧ください。


ポイントを箇条書きします。
- 当期純利益は3,274億円となり、前年比+102%増益で過去最高益。
- 実態利益(所謂、基礎利益)は3,610億円となり、前年比+105%で過去最高益。
- 一過性損失は▲330億円発生。
- 基礎営業キャッシュフローは+4,196億円と前年比+54%増収。
- 年間業績予想を3,500億円⇒4,000億円に上方修正。
- 配当金も51円⇒58円に増配。
- 300億円の自社株買い発表。
上半期に続いてどえらいことになっていますね丸紅!過去最高益で通期予想も再度引き上げて、配当金もこれまた再度引き上げて、そこに更に自社株買いの発表です。やばいです。笑 自社株買いについては前回の決算発表時に解禁することを公表していたので、公表通りにやってくれたことはよかったですね。
さて、決算内容についてもう少し詳しく見てみましょう。純利益と実態純利益の過去からの推移をまとめたスライドです。。

上段が純利益の推移、下段が実態純利益の推移ですね。上段には一過性の減損が含まれているため、2019年度に大きな赤字となっています。一方下段はそれを除いているので、実力値としての利益の推移が見えるようになっています。
2019年に赤字に陥ったものの、実態純利益はしっかり稼げていることも分かりますね。ということで下段の実態純利益の推移を見てみますが、今期の実態純利益が4,500億円(今回3,700億円から上方修正)が2016年以降突出しているのが分かります。また灰色部分が非資源分野、ピンクが資源分野の利益なので、比較的バランスよく稼げているということも言えるかもしれませんね。
セグメント別でも見てみましょう。こちらのスライドです。こちらも上段が純利益、下段が実態純利益です。

上段の純利益にフォーカスしてポイントを箇条書きします。灰色部分が前年3Q累計、赤色部分が今期の3Q累計実績です。
- 丸紅は大きく分けて全部で6セグメント。この6セグメントの中で更に15セクターに分かれている。このうち、赤字となっているセクターは「電力」及び「次世代事業開発」のみでそれ以外は全て黒字。
- 利益の絶対額として大きいのがアグリ事業(前年比2倍の569億円)及び金属(前年比4倍近い+1,339億円)。この2事業だけで3Q利益の半分以上を稼ぎ出す。
金属の利益の前年からの伸びが凄まじいですね~。笑ものすごい利益を叩き出していますね。そしてアグリ事業も伸びが凄く、また概ね全体的に好調に推移しています。
電力が▲237億円と2Q時点の▲88億円の赤字から拡大しているのが気になりますので、21年度3Qの一過性損益についても見ておきましょう。こちらのスライドです。

ちょっと数字が細かいのでポイントを箇条書きします。
- 21年度3Q累計の一過性損益はネットで▲330億円。
- 21年度3Qのみの一過性損益は▲210億円。大きいものでは電力▲220億円。エネルギー▲50億円など。
やっぱり「電力」で3Qも一過性の損失が発生していることが分かりました。
ガビロン売却はまだ決算に入っていないのかもしれません。
21年度(22年3月期)年間業績予想&配当予想
丸紅の21年度(22年3月期)年間業績予想を見てみます。前段で既に上方修正と増配、自社株買いに触れましたが、改めて株主還元に関するスライドを見てみましょう。

ポイントを箇条書きします。
- 通期利益は期初予算2,300億円⇒3,500億円に上期決算で上方修正、そして今回さらにそれを引き上げて4,000億円。
- 上方修正後の4,000億円に対する3Q進捗率は82%。
- 配当金は17円増配の51円⇒58円に増配。今期はこの58円が下限。
- 上方修正&増配後の配当性向は25.3%。
- 上限300億円の自社株買い発表。
なかなかすごいですね。上方修正、増配、自社株買いのフルコースをご準備頂きました!笑 進捗率も82%といい位置につけてくれています。
最後に:上方修正&増配&自社株買い
今回丸紅の21年度3Q決算発表を見てみましたが、2019年に大赤字に陥っていたのが嘘かと思うくらい絶好調な決算であることが分かりました。上期からの好調さも衰えていませんでしたね。今回上方修正したことで、ライバル住友商事との争いが熾烈になっています。この記事を書いている時点で住友商事はまだ決算未公表ですが、前回決算で3,800億円に上方修正していましたので、今回丸紅が4,000億円に引き上げたことで丸紅が追い抜きかえした状態になっています。両者の戦いからも目が離せません!
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【豊田通商】再度上方修正&増配で過去最高益!21年度第3四半期(22年3月期)決算概要!
こんにちは!総合商社マンです!豊田通商が21年度第3四半期(22年3月期)の決算発表したよ!上半期決算に続いて今回も上方修正!遂に利益2,000億円台に到達です!

豊田通商が21年度第3四半期(22年3月期)の決算を発表
豊田通商が2022/2/2の引け後16:00に2021年度第3四半期(22年3月期)の決算発表を行いました。豊田通商の期初の業績予想は1,500億円でしたが、前回上半期決算時に1,900億円に上方修正していましたね。また配当金も120円から140円に大幅増配を発表するなど、非常に好調な決算となっていました。
さて、今回第3四半期の決算がどうだったのか、豊田通商が発表した決算説明資料から見て行きたいと思います!結論を先に言うと再度の上方修正&増配発表です!
※当記事に掲載されているスライドは豊田通商の決算発表資料の抜粋です。
21年度第3四半期(22年3月期)決算概要

豊田通商の21年度第3四半期決算を早速見てみましょう。こちらの概要スライドをご覧ください。

ポイントを箇条書きします。
- 営業利益は前年比59%増益の2,272億円(上半期時点では前年比+108%増益だったので増益率は鈍化)。
- 当期利益は前年比+102%増益の1,802億円(上半期時点では+206%増益だったので、こちらも増益率は鈍化)。
- 前回修正予想の1,900億円に対する進捗率は95%に到達。
1Q時点、上半期時点と比べると顕著に増益率が鈍化してきているものの、上半期に上方修正した1,900億円に対する進捗率は95%にも達していますね。詳細は後述しますが、この進捗率もあり、今回2,100億円に上方修正していますよ。
今期業績予想の詳細を見る前に、もう少し今回の決算の内容を見てみましょう。前年比要因別に分けたスライドがありますので、そちらを見てみましょう。こちらです。

このスライドは当期利益の前年との比較を要因別に行っているものです。ポイントだけ箇条書きします。
- 第3四半期の当期利益は前年893億円に対し今期は1,802億円(+909億円)。
- 主な増益要因は、車載部品・金属・食糧等の需要・取り扱い増加で+375億円、自動車販売+321億円、金属市況で+224億円、為替影響で+54億円。
その他特殊要因が下段に記載されていますが、昨年の3Q時点で▲540億円だったものが、今期は▲470億円と+70億円改善しているのが分かります。いくつか事業売却益等々発生しているようです。
減損に触れましたので、一過性損益についても見ておきましょう。こちらのスライドです。

今回の3Q累計での一過性損益は+195億円発生していることが分かります。減損どころか一過性の利益計上をしていますね。金属で+150億円、機エネで+70億円、その他▲25億円といった感じです。
21度年間業績・配当予想
豊田通商の21年度業績配当予想について見てみましょう。冒頭でも触れましたが、今回上半期決算に続いて再度の上方修正&増配を発表していますよ!こちらのスライドをご覧ください。 前回の上方修正後の数字からの増減額が記載されています。

- 営業利益は+310億円(前回予想比+12%)増益の2,840億円。
- 当期利益は+200億円(前回予想比+13%)増益の2,100億円。
- 上方修正後の利益に対する3Q時点の進捗率は85.8%に到達。
今回の上方修正により、遂に豊田通商の利益が2,000億円に到達し、過去最高益を更新する見込みとなりました。また現時点での進捗率は既に85.8%に達しているため、更なる上方修正もありえそうな雰囲気です。
そして増配も発表していますので、配当金予想も見てみましょう。こちらのスライドをご覧ください。

- 上半期決算時に120円⇒140円、そして今回⇒150円に配当を引き上げ。
- その結果、配当性向は25.1%という水準。
増配を発表しましたが、前回の上半期時点よりも配当性向は下がる結果となっています。配当性向25%以上を基本方針としているので、それは忠実に守っていますが、このあたりの配当性向に対し、株式市場が明日どう反応してくるか注目ですね。
最後に:豊田通商、遂に2,000億円クラブへ
今回豊田通商の21年度3Q決算を見てみましたが、上半期に続いて上方修正&増配を発表し、遂に2,000億円クラブ(そんな言葉があるかどうかは知りません笑)に到達です!また、先ほども触れましたが、進捗率が既に85.8%に達しているため、最後の期末決算で上方修正もあり得そうな位置につけており、次回決算が今から楽しみですね!
豊田通商の前に決算発表をした双日も既に上方修正&増配を発表しているので、打率100%という状況の中、他商社の決算にも期待が高まります!
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
上記記事でも公開している通り、私はポートフォリオの一部にビットコインも入れています。ビットコインに関しては最近は本当に話題が欠かないですね。昨年から以下の様な出来事が起きています。
- JPモルガンがビットコインの長期的見通しを14万6,000ドル(1,500万円程度)と発表。
- イーロンマスク率いるテスラがビットコイン購入。
- 米国金融大手のBANK OF NEWYORK メロンが仮想通貨資産管理サービス導入
- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコインETF承認
今後もビットコインETF承認が控えており、機関投資家の資金流入期待が高まります!ただ、下落する時もなかなかの大きさなので、ほんの数パーセントを組み込んでいるだけですが。笑
もし仮想通貨を始めるなら業界大手のコインチェックが良いと思います。数百円程度から投資可能で、足元大きく価格が下落しているのでポートフォリオに数パーセントだけ入れても面白いかもしれませんね。口座開設は以下リンクから可能で、最短その日から取引出来るのでおススメです。
また私が最近Twitterでよく呟いている爆上げ草コインの柴犬コイン(SHIB)等を購入したい場合は、バイナンスで購入可能です。以下画像のQRコードもしくは↓に記載のURLからEMAILだけで口座すぐに解説出来ます。日本語対応もしていますよ!

https://accounts.binance.me/
ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!
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【双日】再度上方修正&増配発表!21年度第3四半期(22年3月期)決算概要!
こんにちは!総合商社マンです!双日が21年度第3四半期の決算発表したよ!2Q決算に続いて再度の上方修正&増配発表です!!

双日が21年度第3四半期(22年3月期)決算を発表

双日が2/2の場中12:30に21年度(22年3月期)第3四半期の決算発表を行いました。
双日は今期期初の業績予想を530億円(前年実績270億円)としていましたが、前回の上半期決算で700億円に上方修正を発表していましたね。そして上半期時点の当期利益は394億円と、上方修正後の利益に対する進捗率は56%という状況でした。
さて、今回発表した3Q決算も好調が持続しているのか、双日が発表した決算説明資料を早速見て行きたいと思います。結論を先に言うと、今回も上方修正&増配発表です!それでは参りましょう!
※当記事に掲載されているスライドは双日の決算発表資料の抜粋です。
21年度第3四半期(22年3月期)決算概要
双日の21年度第3四半期(22年3月期)の概要を、双日が公表した決算資料から見て行きたいと思います。まず決算概要です。こちらのスライドをご覧ください。

ポイントを箇条書きします。
- 第3四半期までの当期純利益は620億円となり、前年比+453億円と大幅増益。
- 基礎営業CFは813億円となり、前年比+421億円とこちらも大幅増収。
- 通期利益見通しを700億円⇒800億円に再度上方修正。修正後利益に対する進捗率は78%
- 期末配当金を45円⇒58円に増配。その結果年間103円に増配。
前回の上半期決算に続いて、再度の上方修正、そして増配が発表されました!今回の上方修正は自動車・鉄鋼の堅調な推移と、石炭市況の上昇が理由と記載されていますね。
前回の上半期決算発表でも双日は上方修正したにもかかわらず、発表後に株価が5%近い暴落をしていましたが、今回は株式市場からポジティブに受け止められているようで、株価は3%近い上昇を演じています。笑
さて、話が少しそれました。業績についてもう少し詳しく見てみましょう。こちらのスライドをご覧ください。
このスライドは当期利益をセグメント別にブレークダウンして前年と比較したものですね。今期大きく利益が伸びていることが一目瞭然です。

そして「今期の業績見通し修正の考え方」というスライドもありましたので見ておきます。

先ほど見たセグメント別ブレークダウンの前年比較スライドと合わせてポイントを箇条書きします。
- 全8セグメントの中で3Q決算では全て黒字。前年は3セグメントが赤字だった。
- 利益の絶対額として大きいのは黄緑色の金属資源で283億円。次に大きいのが化学の112億円。この2セグメントだけで利益全体の6割を稼ぐ。
- この一番の稼ぎ頭の金属資源が昨年は赤字に転落していた。また今回の上方修正要因に挙げられていた自動車も昨年は赤字転落中だった。
- 今回当期利益を700億円から800億円に上方修正したが、セグメント利益で上方修正したのは「自動車」、「金属資源」、「生活産業・アグリ」。
昨年赤字だった「金属・資源」と「自動車」が一転業績を牽引していることが分かります。
また、大きな減損の発生有無についても見てみましょう。こちらのスライドです。

前回上半期決算時点では今期は+6億円の特別利益が出ている状況でしたが、今回これが▲27億円となったので、第3四半期で▲33億円程度の一過性損失が出ていることが分かります。具体的には非鉄精錬会社整理損という記載がありますね。脱炭素に向けて座礁資産とならないように一般炭権益の売却等、構造改革費用が織り込まれているようです。
21年度年間業績予想&配当予想
双日の21年度年間業績及び配当予想については冒頭でも触れましたが、配当政策スライドがあったのでそちらを見ておきましょう。

- 年間業績予想は700億円⇒800億円に上方修正。
- 配当は90円から103円に増配(株式併合後換算)
- その結果、配当性向は30.1%。
双日は2021年10月1日に株式を5株から1株に株式併合しているので、その株式併合後の金額で記載をしていますね。配当性向は30%を基本方針としているので、今回の利益の上方修正に合わせる形で増配となった形です。
最後に:上半期に続いて上方修正で好調維持
今回双日の21年度第3四半期通期の決算発表内容を見てきましたが、上半期に続いて利益は好調に推移しており、その結果、上方修正&増配が発表されましたね。上半期決算の時とは打って変わって決算発表後に株価も上昇しています。
今回双日が総合商社トップバッターの決算発表となりましたが、他商社の決算も当ブログで纏めていくのでぜひご覧ください!
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
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- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコインETF承認
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【伊藤忠商事】遂に動いた!自社株買い進捗状況(2022年2月1日)
こんにちは!総合商社マンです!伊藤忠商事が遂に自社株買いの実弾投入を開始しました!

伊藤忠商事が自社株買いをプレスリリース(2022/1/19)
伊藤忠商事は2022年1月19日に自社株買いを発表しました。伊藤忠商事は過去に2度自社株買いを発表したのにほとんど買付をすることなく自社株買いを終了してしまうという空自社株買いをしてしまっていましたね(詳しくは以下記事)。
今回本当に自社株買いをやってくれるのか半信半疑でしたが、伊藤忠商事が発表したリリース内容を見ていきたいと思います。結論を言うと、実弾投入始まっています!
ということで早速自社株買いの内容を見てみましょう!
※当記事内のスライドは伊藤忠商事のプレスリリース資料からの抜粋です。
伊藤忠商事の自社株買い概要
伊藤忠商事が2021年1月19日に発表した自社株買いの詳細は以下の通りです。

【2022年1月19 日開催の取締役会における決議内容】
- 取得対象株式の種類:当社普通株式
- 取得し得る株式の総数:2,000万株を上限とする(発行済株式に対する上限割合1.3%)
- 株式の取得価額の総額:600 億円を上限とする
- 取得期間:2022年1月20日~2022年3月31 日
自己株式の取得を行う理由
2021年5月10日に公表した中期経営計画の株主還元方針を踏まえ、機動的な資本政策の遂行を図るため、自己株式を取得するもの。
以上の内容ですね。600億円で2,000万株上限なので、平均3,000円で買付出来れば上限の1.3%に達する計画です。足元は上場来高値更新をする3,600円~3,700円程度で推移しているので、実際は2,000万株よりも少ない買付となりそうなことも分かります。
伊藤忠商事の自社株買い進捗状況(2022/2/1)

伊藤忠商事が2022/2/1に出したプレスリリースの内容を見てみましょう。
2022/1/20~2022/1/31の期間の自社株買い結果はこちらです!

- 1月買い付け額:約113億円
- 取得した株数:3,092,300株
- 取得平均価格:3,645円
つ、遂に自社株買いの実弾が投入され始めましたね!過去に2度空振り自社株買いをしていましたが、今回は本気のようです(笑)。総額600億円なので、残り487億円になります。期間は2022年3月31日までなので、残り2ヶ月で毎月240億円相当の実弾が投入されてくる計算となり、株価の下支えが期待されます。
最後に:総合商社自社株買いは伊藤忠と三井物産だけ
今回伊藤忠商事の自社株買い進捗状況を見てきましたが、現在総合商社で自社株買いをを行っているのは、この伊藤忠商事と三井物産の2社のみになります。丸紅も自社株買い解禁を前回の決算発表で公表していたので、自社株買い発表は時間の問題かなと思われますが、好調な決算を背景にこの相場でも株価は強く推移している企業が多く喜ばしい限りですね!
今回の自社株株買い発表を見てきた伊藤忠商事の最新決算は以下記事をご覧ください。
また総合商社の3Q決算も近づいて来ており、各社の決算スケジュールは以下の通りです。
🔥総合商社3Q決算スケジュール🔥
— 総合商社マン (@sogoshoshaman) January 18, 2022
2/2(水)
12:30双日
16:00 豊田通商
2/3(木)
11:00 丸紅
13:00 伊藤忠商事
13:45 三井物産
14:30三菱商事
2/4(金)
13:00 住友商事
さー、決算発表が約2週後に迫ってきました。上方修正祭りあるかにゃー😼
2/3のスケジュールが鬼すぎますね()
速報記事諦めます😂
このツイートの通り2/3が山場でトップ3の三菱商事、伊藤忠商事、三井物産が同日の発表となっています。分散してくれよ。笑
今期の総合商社の業績は軒並み好調で首位争いも熾烈になっています。最新の総合商社上半期決算は以下記事に纏めていますので、興味あれば御覧ください。
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【三井物産】自社株買付進捗状況!順調に実弾投入中!!(2022年2月1日)
こんにちは!総合商社マンです!現在三井物産が現在行っている自社株買いの進捗状況を見てみましょう!!

- 三井物産が4回目の自社株買いをプレスリリース(2021/12/16)
- 三井物産の自社株買い概要
- 三井物産のプレスリリースの内容(2022/2/1)
- 最後に:総合商社自社株買いは三井物産と伊藤忠商事のみ
三井物産が4回目の自社株買いをプレスリリース(2021/12/16)
三井物産は2021年12月16日に驚異の2021年中4回目となる自社株買いを発表していましたね。三井物産は11月1日に3回目の自社株買い終了を発表したばかりでしたが、早くもお替り自社株買いを発表してくれました。
また、三井物産の直近の決算発表は11月2日の上半期決算で、通期業績予想を7,200億円と前年20年度の3,915億円から大きく引き上げ、そして年初に発表していた4,600億円を1Q決算時に6,400億円へ、2Q決算時に7,200億円に引き上げるなど、業績は絶好調です。
配当金も2Qの際に90円⇒95円に増配していましたね。詳しい決算内容は以下記事に纏めていますので御覧ください。
尚、三井物産の第3四半期決算は2022年2月3日13:45に予定されていますよ!
ということで早速自社株買いの進捗状況を見てみましょう!
三井物産の自社株買い概要
まず三井物産が現在行っている自社株買いの詳細は以下の通りです。
【2021年12月16 日開催の取締役会における決議内容】
- 取得対象株式の種類:当社普通株式
- 取得し得る株式の総数:3,000 万株を上限とする発行済株式に対する上限割合1.8%)
- 株式の取得価額の総額:500 億円を上限とする
- 取得期間:2021年12月17日~2022年3月24 日
- 取得方法:東京証券取引所における市場買付
前回3回目の自社株買い内容と全く同じで総額500億円、発行済株式に対する割合は1.8%という内容です。これは上限の3,000万株を買付した場合に1.8%という意味ですので、3,000万株を500億円で買付しようとすると一株当たり1,666円で買付をする必要があります。一方、足元の株価は2,800円台ですので、実際に買付可能な株価は1%を下回る水準になるかもしれませんね。
いずれにしても、自社株買いで需給環境が引きしまり、株価の下支えになることが期待されますので、今回の発表はポジティブに動きそうです!
三井物産のプレスリリースの内容(2022/2/1)

三井物産が2022/2/1に出したプレスリリースの内容を見てみましょう。
2022/1/1~2022/1/31の期間の自社株買い結果はこちらです!

- 1月買い付け額:約159億円
- 取得した株数:5,627,300株
- 取得平均価格:2,834円
はい、先月に続いて自社株買いが行われていることが確認出来ました。先月からの流れを纏めると以下の通りです。
12月:41億円(平均取得価格:2,648円)
1月:159億円(平均取得価格:2,834円)←今回
取得総額:200億円
残り枠:300億円
期限は2022年3月24日までで、残りの枠は300億円になりますので、残り2カ月弱で毎月150億円程度の自社株買いが行われることが想定されますね!
最後に:総合商社自社株買いは三井物産と伊藤忠商事のみ
今回三井物産の自社株買い進捗状況を見てきましたが、現在総合商社で自社株買いをしているのはこの三井物産と伊藤忠商事の2社のみです。丸紅が上半期決算で好調な業績を背景に凍結していた自社株買いを再開することも示唆していましのたで、各社好調な業績を背景に今後自社株買いを発表するところが出てくるかもしれず、楽しみですね!
今期の総合商社の業績は軒並み好調で首位争いも熾烈になっています。最新の総合商社上半期決算は以下記事に纏めていますので、興味あれば御覧ください。
そして冒頭でも触れましたが、今週は三井物産含む総合商社の決算祭りが予定されていますよ!スケジュールは以下の通りです。
それではここで総合商社3Q決算スケジュールをおさらいしておきましょう。
— 総合商社マン (@sogoshoshaman) January 29, 2022
2/2(水)
12:30双日
16:00 豊田通商
2/3(木)
11:00 丸紅
13:00 伊藤忠商事
13:45 三井物産
14:30三菱商事
2/4(金)
13:00 住友商事
来週決算祭りです🎇
しっかし2/3集中しすぎな🤮
上期決算に続いて上方修正祭りが開催されるのか!?
今年の総合商社のこれからの株価が楽しみですね!
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
上記記事でも公開している通り、私はポートフォリオの一部にビットコインも入れています。ビットコインに関しては最近は本当に話題が欠かないですね。年明けてからだけで以下の様な出来事が起きています。
- JPモルガンがビットコインの長期的見通しを14万6,000ドル(1,500万円程度)と発表。
- イーロンマスク率いるテスラがビットコイン購入。
- 米国金融大手のBANK OF NEWYORK メロンが仮想通貨資産管理サービス導入
- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコイン先物ETF承認
今後もビットコインETF承認が控えており、機関投資家の資金流入期待が高まります!ただ、下落する時もなかなかの大きさなので、ほんの数パーセントを組み込んでいるだけですが。笑
もし仮想通貨を始めるなら業界大手のコインチェックが良いと思います。数百円程度から投資可能で、足元大きく価格が下落しているのでポートフォリオに数パーセントだけ入れても面白いかもしれませんね。口座開設は以下リンクから可能で、最短その日から取引出来るのでおススメです。
また私が最近Twitterでよく呟いている爆上げ草コインの柴犬コイン(SHIB)等を購入したい場合は、バイナンスで購入可能です。以下画像のQRコードもしくは↓に記載のURLからEMAILだけで口座すぐに解説出来ます。日本語対応もしていますよ!

https://accounts.binance.me/
ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!
面白い・有益だと思った方は、Twitterや『はてブ』↓↓↓ぽちっと拡散頂けるととても喜びます!!
【伊藤忠商事】遂に自社株買い発表!今回は買付行う!?(2022年1月19日)
こんにちは!総合商社マンです!伊藤忠商事が遂に自社株買いを発表しました!今回は本当に買付をしてくれそうです!!

伊藤忠商事が自社株買いをプレスリリース(2022/1/19)
伊藤忠商事が2022年1月19日に遂に自社株買いを発表しました。伊藤忠商事は過去に2度自社株買いを発表したのにほとんど買付をすることなく自社株買いを終了してしまうという空自社株買いをしてしまっていましたね(詳しくは以下記事)。
今回本当に自社株買いをやってくれるのか、伊藤忠商事が発表したリリース内容を見ていきたいと思います!
ということで早速自社株買いの内容を見てみましょう!
※当記事内のスライドは伊藤忠商事のプレスリリース資料からの抜粋です。
伊藤忠商事の自社株買い詳細

伊藤忠商事が発表した自社株買いの詳細は以下の通りです。

【2022年1月19 日開催の取締役会における決議内容】
- 取得対象株式の種類:当社普通株式
- 取得し得る株式の総数:2,000万株を上限とする(発行済株式に対する上限割合1.3%)
- 株式の取得価額の総額:600 億円を上限とする
- 取得期間:2022年1月20日~2022年3月31 日
自己株式の取得を行う理由
2021年5月10日に公表した中期経営計画の株主還元方針を踏まえ、機動的な資本政策の遂行を図るため、自己株式を取得するもの。
以上の内容ですね。600億円で2,000万株上限なので、平均3,000円で買付出来れば上限の1.3%に達する計画です。足元は上場来高値更新をする3,600円~3,700円程度で推移しているので、実際は2,000万株よりも少ない買付となりそうなことも分かります。
また、前回発表したのに自社株買いをしなかった際は、買付期間を1年間程度で設定していましたが、今回は2022年3月末までとしているので、実際に買い付けを行いそうです!
最後に:総合商社自社株買いは伊藤忠と三井物産だけ
今回伊藤忠商事が久しぶりに自社株買いの発表を行いましたが、この結果、現在総合商社で自社株買いをを行っているのは、この伊藤忠商事と三井物産の2社のみになります。丸紅も自社株買い解禁を前回の決算発表で公表していたので、自社株買い発表は時間の問題かなと思われますが、好調な決算を背景にこの相場でも株価は強く推移している企業が多く喜ばしい限りですね!
今回の自社株株買い発表を見てきた伊藤忠商事の最新決算は以下記事をご覧ください。
また総合商社の3Q決算も近づいて来ており、各社の決算スケジュールは以下の通りです。
🔥総合商社3Q決算スケジュール🔥
— 総合商社マン (@sogoshoshaman) January 18, 2022
2/2(水)
12:30双日
16:00 豊田通商
2/3(木)
11:00 丸紅
13:00 伊藤忠商事
13:45 三井物産
14:30三菱商事
2/4(金)
13:00 住友商事
さー、決算発表が約2週後に迫ってきました。上方修正祭りあるかにゃー😼
2/3のスケジュールが鬼すぎますね()
速報記事諦めます😂
このツイートの通り2/3が山場でトップ3の三菱商事、伊藤忠商事、三井物産が同日の発表となっています。分散してくれよ。笑
今期の総合商社の業績は軒並み好調で首位争いも熾烈になっています。最新の総合商社上半期決算は以下記事に纏めていますので、興味あれば御覧ください。
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
上記記事でも公開している通り、私はポートフォリオの一部にビットコインも入れています。ビットコインに関しては最近は本当に話題が欠かないですね。年明けてからだけで以下の様な出来事が起きています。
- JPモルガンがビットコインの長期的見通しを14万6,000ドル(1,500万円程度)と発表。
- イーロンマスク率いるテスラがビットコイン購入。
- 米国金融大手のBANK OF NEWYORK メロンが仮想通貨資産管理サービス導入
- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコインETF承認
今後もビットコインETF承認が控えており、機関投資家の資金流入期待が高まります!ただ、足元大きく下落しているように、落ちる時ははんぱじゃない下落をするので、ほんの数パーセントをポートフォリオに組み込むようにしたほうがいいと思います!
もし仮想通貨を始めるなら業界大手のコインチェックが良いと思います。数百円程度から投資可能で、足元大きく価格が下落しているのでポートフォリオに数パーセントだけ入れても面白いかもしれませんね。口座開設は以下リンクから可能で、最短その日から取引出来るのでおススメです。
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ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
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【三井物産】自社株買付進捗状況!実弾投入開始!!(2022年1月4日)
こんにちは!総合商社マンです!明けましておめでとうございます!今年1発目の記事は三井物産が現在行っている自社株買いの進捗状況です!!

三井物産が4回目の自社株買いをプレスリリース(2021/12/16)
三井物産は2021年12月16日に驚異の2021年中4回目となる自社株買いを発表していましたね。三井物産は11月1日に3回目の自社株買い終了を発表したばかりでしたが、早くもお替り自社株買いを発表してくれました。
また、三井物産の直近の決算発表は11月2日の上半期決算で、通期業績予想を7,200億円と前年20年度の3,915億円から大きく引き上げ、そして年初に発表していた4,600億円を1Q決算時に6,400億円へ、2Q決算時に7,200億円に引き上げるなど、業績は絶好調です。
配当金も2Qの際に90円⇒95円に増配していましたね。詳しい決算内容は以下記事に纏めていますので御覧ください。
ということで早速自社株買いの進捗状況を見てみましょう!
三井物産の自社株買い概要
三井物産が現在行っている自社株買いの詳細は以下の通りです。

【2021年12月16 日開催の取締役会における決議内容】
- 取得対象株式の種類:当社普通株式
- 取得し得る株式の総数:3,000 万株を上限とする発行済株式に対する上限割合1.8%)
- 株式の取得価額の総額:500 億円を上限とする
- 取得期間:2021年12月17日~2022年3月24 日
- 取得方法:東京証券取引所における市場買付
前回3回目の自社株買い内容と全く同じで総額500億円、発行済株式に対する割合は1.8%という内容です。これは上限の3,000万株を買付した場合に1.8%という意味ですので、3,000万株を500億円で買付しようとすると一株当たり1,666円で買付をする必要があります。一方、足元の株価は2,800円台ですので、実際に買付可能な株価は1%を下回る水準になるかもしれませんね。
いずれにしても、自社株買いで需給環境が引きしまり、株価の下支えになることが期待されますので、今回の発表はポジティブに動きそうです!
三井物産のプレスリリースの内容(2022/1/4)

三井物産が2022/1/4に出したプレスリリースの内容を見てみましょう。
2021/12/17~2021/12/31の期間の自社株買い結果はこちらです!

- 12月買い付け額:約41億円
- 取得した株数:1,563,100株
- 取得平均価格:2,648円
はい、早速自社株買いが始まっていることが確認出来ました。期限は2022年3月24日までで、残りの枠は459億円になりますので、残り3カ月で毎月150億円程度の自社株買いが行われることが想定されますね。
最後に:総合商社自社株買いは三井物産だけ
今回三井物産の自社株買い進捗状況を見てきましたが、現在総合商社で自社株買いをしているのはこの三井物産だけです。丸紅が上半期決算で好調な業績を背景に凍結していた自社株買いを再開することも示唆していましのたで、各社好調な業績を背景に今後自社株買いを発表するところが出てくるかもしれず、楽しみですね!
今期の総合商社の業績は軒並み好調で首位争いも熾烈になっています。最新の総合商社上半期決算は以下記事に纏めていますので、興味あれば御覧ください。
この好調な業績を背景に新年年明けの2022/1/5には7商社中4社が昨年来高値を更新するなど非常に好調です(以下ツイート)。
1/5総合商社株終値💸ずどーん🌋
— 総合商社マン (@sogoshoshaman) January 5, 2022
きてますきてます、バリュー株に流れが来てますぞー‼️
✅本日の年高更新銘柄
三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅
4社一気に昨年来高値更新🚀🚀🚀
総合商社株ホルダーの皆さん、あけましておめでとうございます⛩🌅 pic.twitter.com/aVYr4YgsJs
今年の総合商社のこれからの株価が楽しみですね!
最後に、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の総合商社株を含んだ私の最新投資ポートフォリオを以下記事で公開しているので興味あれば御覧ください。日本株、米国株、仮想通貨が並んでいます。
上記記事でも公開している通り、私はポートフォリオの一部にビットコインも入れています。ビットコインに関しては最近は本当に話題が欠かないですね。年明けてからだけで以下の様な出来事が起きています。
- JPモルガンがビットコインの長期的見通しを14万6,000ドル(1,500万円程度)と発表。
- イーロンマスク率いるテスラがビットコイン購入。
- 米国金融大手のBANK OF NEWYORK メロンが仮想通貨資産管理サービス導入
- VISAも仮想通貨に参入
- 米国で2021年10月ビットコイン先物ETF承認
今後もビットコインETF承認が控えており、機関投資家の資金流入期待が高まります!ただ、下落する時もなかなかの大きさなので、ほんの数パーセントを組み込んでいるだけですが。笑
もし仮想通貨を始めるなら業界大手のコインチェックが良いと思います。数百円程度から投資可能で、足元大きく価格が下落しているのでポートフォリオに数パーセントだけ入れても面白いかもしれませんね。口座開設は以下リンクから可能で、最短その日から取引出来るのでおススメです。
また私が最近Twitterでよく呟いている爆上げ草コインの柴犬コイン(SHIB)等を購入したい場合は、バイナンスで購入可能です。以下画像のQRコードもしくは↓に記載のURLからEMAILだけで口座すぐに解説出来ます。日本語対応もしていますよ!

https://accounts.binance.me/
ということで、以上になります!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
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